2023.06.01 JFE東日本 vs. Honda(都市対抗野球南関東予選 / 天台球場)
こんばんは。
一晩経ってしまいましたが、31日に引き続き南関東予選の日本通運戦を観戦してきました、が、その前に行われた第1試合、JFE東日本とHondaの試合の様子を先にお伝えしようと思います。
【トップ画像】初回に盗塁を決めるJFE東日本・小松選手
千葉県総合スポーツセンター硬式野球場、通称天台球場は文字通り千葉県総合スポーツセンターの敷地内にあります。
右上に見える構造物は千葉都市モノレールの軌道で、球場のすぐそばにスポーツセンター駅があるので、来場する際は自家用車よりモノレールの方が便利そうです。
(この日使えた駐車場は球場からめちゃくちゃ遠い場所だったのもあり…)
今回はJFEのチーム券で入場。
グッズのほかにスポーツドリンクもいただけるのはとても嬉しい心遣いです。
また、地元千葉市のチームということもあって応援に力が入っており、声を出して応援する人の多さに驚きがありました。
そして座った場所はこのあたり。
かなり撮影しやすいスタンドで、お陰でかなり撮影が捗ったと思います。
JFE東日本先発は宇賀神選手でした。
初回は三者連続三振の素晴らしい立ち上がりを見せます。
一方のHondaの先発は岡野選手。
この日はランナーを背負っても欲しいところで三振を奪い、持ち味を発揮します。
JFE東日本は初回、1番のルーキー・小松選手がヒットで出塁。
1アウト後、3番の平山選手に回ります。
昨年までは不動の4番サードでしたが、怪我があったようで、その影響もあってか打順を一つ上げて指名打者での出場が続いています。
平山選手の打席中に1塁ランナー小松選手が盗塁。
さらに平山選手はデッドボールで出塁して1・2塁のチャンスを迎えますが、後続が連続三振で無得点に終わります。
直後2回表のHondaは6番の辻野選手が2アウトからヒットで出塁すると、1塁ランナーコーチの篠塚選手兼任コーチとこのポーズ。
その後満塁となりますが、9番三浦選手をキャッチャーフライに抑えてピンチを切り抜けます。
2回裏のJFE東日本も2アウトから8番山田選手がフォアボールを選び、その後相手のミスもあってチャンスが拡がりますが、こちらも無得点。
ただ、その「相手のミス」というのがショートからのセカンド送球が逸れて1塁ランナーの山田選手の顔面を直撃するというもので、かなり心配な事態に…
山田選手は残念ながら交代となってしまい、山田選手が守っていたサードにはファーストから山城選手が回りました。
6回に1度だけ守備機会がありましたが、特に問題なく捌けていました。
さて、試合は4回に動きます。
この日5番に入った藤野選手は埼玉県予選の決勝戦でも猛打賞を記録しており、この試合でも注目しておりましたが…
ライトスタンドへのホームランを放ちます。
反対方向にあれだけの打球が飛ばすことが出来るのは素晴らしかったです。
するとJFE東日本は次の回にピッチャーを交代。林選手がマウンドに上がります。
林選手は速いテンポでどんどんアウトを取る、気持ちのよくなるような投球で4回を打者12人で抑える好投を見せます。
投手陣の頑張りに応えたいJFE東日本打線は5回、山田選手に代わって出場した鳥巣選手が先頭打者で出塁。山田選手の分の気持ちも背負っていて気合十分でした。
2アウト2塁となり迎えた2番の中澤選手は打席途中で申告敬遠に。
平山選手には何と代打で関選手が送られます。
どういった事情かは分からないものの少し驚き。
しかし関選手はセカンドフライに倒れます。
続く6回にも2塁にランナーを進めたJFE東日本でしたが、代打の猪田選手は三振。
初球からいい感じで手を出せていたので打てそうな雰囲気はあったのですがね…
逃げ切りたいHondaは8回から福島選手を投入。
1アウトから関選手が相手のエラーで出塁して西村選手が代走で登場。
さらに4番山城選手も続いて1アウト1・2塁のチャンスを作ります。
ここで1塁側JFE東日本の応援席も大いに盛り上がりますが、5番の内藤選手はダブルプレーに倒れ、ホームベースが遠い展開が続きます。
JFE東日本は9回、本定選手が登板し、0点に抑えて味方の逆転を待ちます。
9回裏、JFE東日本は代打で明治大出身のルーキー・岡本選手の登場もありましたが、三者凡退でゲームセット。
Hondaが昨年に続いて第一代表決定戦に進みました。
終始JFEペースだったと思うのですが、こういう展開になると一発が大きいと感じさせる試合でした。
ところで、Hondaについてこんな話題が…
なんと、南関東地区の強豪として長年戦ってきたHondaが来年から東京地区に移ってしまうというのです。
現在の南関東地区はちょうどこの日天台球場で試合を行ったHonda、日本通運、JFE東日本、日本製鉄かずさマジックで3枠を争う、といった構図でしたが、来年以降はそのまま行けば残った3チームが労せずして都市対抗野球の出場権を得やすくなる、という形になります。
このことがどのような影響を与えるかは…少し様子を見ていく必要がありそうです。
ともあれ、Hondaとしては最後の南関東大会を第一代表で突破し、有終の美を飾りたいところだろうと思いますが、第一代表決定緯線ではそれが叶うかどうかも注目です。
それでは、今回の記事はこのあたりで終了です。
この後すぐに第2試合・日本通運vs,日本製鉄かずさマジックの試合の様子をお伝えできればと思いますので、もう少々お待ちください。
ひとまず一旦これで、ご拝読いただきありがとうございました。