やっぱり引っ越しはYOKOHAMA

明治大、日本通運、ベイスターズが贔屓の野球観戦ブログです。

2023.09.07 SUBARU vs. セガサミーほか(第48回社会人野球日本選手権大会 関東代表決定戦 / 大田スタジアム)

皆様、大変お久しぶりです。

諸事情で久しぶりのブログ更新となります。

 

▲【トップ画像】この日猛打賞、勝ち越しのホームイン、ピンチでの守備と走攻守に渡って大活躍だったSUBARU・森下選手

 

前回から引き続き、都市対抗トヨタ vs. 日本通運の記事を…というところですが、今回はそれを一旦保留しまして(日本選手権本選までにはなんとかしたい…)、先々週の大田スタジアムでの試合の様子をお伝えします。

 

なんと、当ブログでは地味に初めて南関東地区のチームが絡まない試合を大々的に取り上げるようです()

どうか最後までお付き合いください。

 

さて、バスを使って大田スタジアム付近までやってきました。

【宣伝:行き帰りのバス乗車記

 

「今回は南関東地区は関係ない記事になる」と先述しましたが、1つ前の試合が日本製鉄かずさマジック vs. オールフロンティア という都市対抗南関東予選でもガッツリありがちな対決でした()

 

来場した時は6回裏のかずさマジックの攻撃中で、1点追加して7‐2とリードを拡げている場面、オールフロンティアは平川選手が投げていました。

 

かずさマジックは2アウト1・2塁のチャンスで6番・勝俣選手が打席に。

NPBオリックスと巨人でもプレー経験のある選手です。

ファーストストライクから強振してライトへ鋭い打球を飛ばしますが…

 

ライトの吉内選手(写真中央)が見事なダイビングキャッチでこれをアウトに。

抜けていれば7点差となり、次のオールフロンティアの攻撃次第ではコールドとなっていたかもしれないので非常に大きなプレーでした。

 

では、ここで一旦スタンドを離脱して大田名物の「アレ」をゲットしに行きます。

 

向かったのはみんなだいすき伊勢屋さん。

勿論おにぎりを注文します。

 

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伊勢屋さんのおにぎりはお米が炊けてないタイミングでは提供にかなり時間を要してしまうのですが、ここ最近はJABAの東京都連盟のアカウントでお米の炊け具合を教えてくれるようになりました。

「真面目に試合の情報を流せ」という声もありますが、実際利用者からするとかなり助かる情報なのでありがたい限りなんですよね。

 

手前が鮭で奥が明太子です。筆者の持ち方が悪く少し潰れてしまいました。

お値段は少し前に明太子だけ50円値上がりして350円、それ以外の具材では300円。

そこに350円の豚汁を付けて1000円分のお買い上げをしました。

(ちょうど小銭の持ち合わせがなかったため)

 

今回大田スタジアムにやってきたのも何割かはこのおにぎりが目当てでした。

この食べ応えがあって塩味がしっかり効いたおにぎりは時折無性に食べたくなってしまうんですよね。

 

さて、試合に戻っていきましょう。

かずさマジックは8回表から山本選手がマウンドへ。

今年の 都市対抗南関東予選・日本通運戦でも先発し、好投を見せた剛腕です。

 

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この日は150km/h後半を何度も記録し、最速は157km/hでした。

大田スタジアムのスピードガンの精度は不明ですが、球がかなり走っていたことは間違いなさそうです。

 

山本選手はオールフロンティア打線を2回無失点に抑え、7‐2で試合終了。

かずさマジックが代表決定戦に進出しました。

 

第1試合終了後・SUBARUセガサミーのアップとシートノックがはじまります。

予定時間から20分遅れて13時20分試合開始となりました。

 

セガサミーの先発はエース・草海選手。

まず立ち上がりはSUBARU打線を三者凡退で退けます。

 

一方のSUBARUの先発は阿部選手。

今年の都市対抗野球で完封勝利も上げた左腕エースです。

 

しかしこちらの立ち上がりは苦しいものに。

セガサミーの1番植田選手と2番高島選手に連打を浴び、その後1アウト満塁のピンチとなります。

 

しかしそこから5番高本選手と6番宮川選手から連続三振を奪い、ピンチを脱します。

 

すると直後の2回表、SUBARUは5番・古川選手が1アウトからスリーベースヒットで出塁し、チャンスを作ります。

 

2アウト後、7番海老根選手もスリーベースを放ち、SUBARUが先制します。

海老根選手は大阪桐蔭時代から注目度が高かった選手ではありますが、半年前まで高校生だった選手が社会人トップクラスの投手に追い込まれてから長打を放つのはなかなかに凄いことだと思います。

高卒社会人のカテゴリーで見ると、今年のドラフトで度会選手(ENEOS)がNPBに指名される可能性が高そうですが、海老根選手はその後に最も注目される選手の一人になっていきそうな気がします。

 

3回表、SUBARUは1アウトから1番・中里選手が出塁しますが、盗塁失敗。

 

その後2番の藤原選手はフルカウントからフォアボールかと思われたものの判定はストライクで見逃し三振でした。

 

その直後の3回裏、先頭の2番・高島選手がソロホームランを放ちます。

こちらも1年目のルーキーですが、来年・2024年はこの高島選手に加えて都市対抗若獅子賞を受賞した東海地区の外野手トリオ(三菱自動車岡崎・中村選手/東海理化・門叶選手、福本選手)も指名解禁となるので、ドラフト的にみると社会人外野手の候補がかなり充実した年になりそうです。

 

さらにまた直後の4回表のSUBARUは先頭の3番・森下選手がヒットで出塁。

 

続く4番・小玉選手はバントの構えからヒッティングに切り替えた当たりがセガサミーのショート・中川選手のエラーを誘い、ノーアウト1・2塁のチャンスとなります。

 

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2アウト1・3塁となり、再び7番海老根選手となりますが、ここは草海選手が意地を見せて三振に打ち取り、SUBARUは勝ち越すことが出来ません。

 

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その後お互いにチャンスを作るものの得点に結びつかないという展開が続きますが、8回表、4番・小玉選手のレフト線への当たりで1塁ランナー・森下選手が激走してホームイン。ついに均衡が破れます。

 

しかしセガサミーも食らいついていきます。

直後の8回裏の先頭・途中代走から5番に入った谷口選手が出塁。

その後エラーなども重なり1アウト満塁となります。

 

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この日、両チームのスタンドで応援団の活動はなかったのですが、なんとここでセガサミー側のファンがアカペラでチャンステーマ「輝彦」を演奏し始めます。

余程チームを愛していなければこのようなことは出来ないでしょうから、ただただその情熱には脱帽します。

 

しかしこれで応援がある時と全く遜色がないような「セガサミー特有の圧力」のようなものが発生したので、場内の雰囲気が一気に高まります。

 

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ただここはサード・森下選手の堅実なプレーもあって阿部選手がリードをしっかりと守り、エースとしての役割を果たします。

 

リードを守り切ったSUBARUは9回の表、7番・海老根選手のこの日2本目のヒットで出塁し、8番・新出選手がしっかりと送ってチャンスを拡げます。

 

そして9番・日置選手の打席でキャッチャーの牽制悪送球があり、さらに日置選手もフォアボールで出塁して1アウト1・3塁となります。

 

セガサミーはここでピッチャーが荘司選手に交代。

こちらもルーキーで、国士舘大の出身です。

 

1番・中里選手は左対左の対決ながらもセンター前ヒットを放ち、3-1としてリードを2点に拡げることに成功します。

 

2番・藤原選手がレフトフライに倒れたところでセガサミーは再びピッチャーを交代。

古屋敷選手が登板します。

 

この日の大田スタジアムのスピードガンはスピードが出やすそうだったので下手したら160km/h台が出てもおかしくないかも?とは思いましたがそこまでは出ませんでした。

しかし150km/h台後半のボールでこの日猛打賞の3番・森下選手を打ち取り、打線の反撃を待ちます。

 

9回裏のセガサミーの攻撃は2番高島選手はライトフライ、3番黒川選手はショートゴロに倒れてあっさり2アウトとなります。

 

ここで4番・根岸選手にまさかの代打。

廣岡選手が起用されますが、セカンドゴロに倒れてゲームセット。

 

SUBARUが3-1で勝利し、かずさマジックとの代表決定戦に進みました。

 

その代表決定戦ではかずさマジックに僅差で敗れて惜しくも日本選手権本選への出場が叶わなかったSUBARUではありますが、今年はルーキー達が活躍を見せ、久々に都市対抗本選出場も叶ったので、来年以降にかなり期待が持てるシーズンとなったのではないでしょうか。

今後も是非適宜追っていきたいなという感じです。

 

ところで、この記事にも動画の引用として何個かリンクを張っておりましたが、最近YouTubeチャンネルを開設しました。

youtube.com

ジャンルごとにチャンネルを分けることにしましたが、当ブログと関連するのは上記の「BX野球観戦ch.」になると思いますので、ご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

 

YouTube活動等との兼ね合いが難しくなるのは承知の上ですが、こちらのブログについても放置しないように適宜記事を上げていけるように努めてまいります。

 

それでは、ここまでお読みいただき、ありがとうございました。